東海支部の活動について

新聞掲載記事

更新:2007/02/14

日本弁理士会東海支部 開設10周年記念事業開催

 去る1月31日(水)、ヒルトン名古屋にて日本弁理士会東海支部開設10周年記念事業が開催されました。この事業は、日本弁理士会東海支部の開設10周年を記念して行われた事業で、一般の方を対象とした知的財産セミナー2007、日本弁理士会東海支部会員を対象とした記念式典、祝賀会が執り行われました。

知的財産セミナー2007
 日本弁理士会東海支部では、支部開設以来、支部設立を記念して毎年、記念セミナーを開催してきました。今年は、「国際化時代における知的財産の活用」をテーマに掲げ、基調講演、パネルディスカッションが行われました。
 基調講演では、トヨタ自動車株式会社の江崎氏、ブラザー工業株式会社の大門氏によって、それぞれ「トヨタの知的財産戦略について」、「ブラザー工業のグローバル化と知財戦略」の演題の下、各社の知財戦略について講演を行って頂きました。
 いずれの基調講演においても、各社のこれまでの企業史並びに将来の企業活動に知財活動を重ねてお話し頂き、ともすれば難解で、専門的な内容となりやすい企業における知財活動を、知財の専門家ではない一般の方にも十分に理解して頂き、また興味を持ってお聞き頂ける基調講演となりました。


江崎氏(左) 大門氏(右)


 また、今年は、前出の江崎氏、大門氏に加えて、中部経済産業局の佐々木氏をパネリストに迎え、当支部会員である飯田昭夫氏のコーディネートにより、「世界戦略における中小企業等の知財の活用」のテーマの下、パネルディスカッションが執り行われました。パネルディスカッションの前半では、中部経済産業局により実行されている中小企業に対する知財活用の支援について佐々木氏から講演頂きました。パネルディスカッションの後半では、江崎氏、大門氏によって企業における共同開発に対応について講演頂きました。質疑応答の時間を余り取れないほど、盛りだくさんの内容が盛り込まれたパネルディスカッションとなりました。

パネル


 知的財産セミナーは、毎年、好評を博しているセミナーで、今年は一般の方の申し込みも700名を超えました。当日はヒルトンホテルの大宴会場を借り切っての対応となり、10周年を記念する迫力あるセミナーとなりました。
 このように、知的財産セミナーへの参加者は、年々、増加する傾向にあります。惜しくも、本年度、当支部の知的財産記念セミナーに参加できなかった方は、是非、来年の知的財産セミナーにご参加下さい。知的財産セミナーは毎年、1月下旬の開設記念日前後の平日に行われています。本年の12月頃に日本弁理士会東海支部のホームページをチェックして頂ければ、テーマ、申し込み方法等が掲載されていると思います。

記念式典、祝賀会
 これらの行事は、読者の皆さんには直接、関係しない事業となりますが、日本弁理士会東海支部を知って頂くために、以下に簡単にご紹介させて頂きます。
 日本弁理士会東海支部は、本年、1月31日に支部開設10周年を迎えました。そこで、従来の知的財産セミナーに加えて、支部開設10周年を記念する記念式典が執り行われました。支部開設からこれまでの支部活動の変遷については前回の本欄においてご説明させて頂いております。
 200名を超える出席者の中、開会の辞に引き続き、後藤支部長による日本弁理士会東海支部の活動概要を内容とする挨拶、谷日本弁理士会会長の挨拶が行われました。
 記念式典には、中嶋特許庁長官もご来席され、「産業財産権を巡る我が国の現状と課題」の演題の下、講演して頂きました。我が国を取り巻く国内外の知財環境について、他国との交渉に携わっていらっしゃる立場からお話し頂き、非常に興味深い講演となりました。

中嶋特許庁長官


 中嶋特許庁長官の講演の後、支部設立、並びに、これまで10年間の間、日本弁理士会東海支部の活動にご協力頂いた方々の功労を労うために表彰が行われました。表彰対象者はは108名に上り、歴代支部長に対しては特別功労賞が、その他の功労者に対しては功労賞が、また日本弁理士会東海支部の活動に積極的に参加頂いた女性弁理士の方には特別賞が贈られました。過去10年間、日本弁理士会東海支部の活動を支えるという思いの下、活動して下さった会員の方に対する表彰は感慨深いものがありました。

表彰


 その後、祝賀会が行われ、来賓の方から祝辞を頂いた後、能楽協会名古屋支部の方々によって能楽「三番叟」が披露されました。間近で演じて頂いた「三番叟」はとても迫力があり、参加者の皆さんも楽しまれたと思います。その後、乾杯が行われ、祝賀会も大盛況の内に終わりました。

祝賀会 佐藤局長



日本弁理士会東海支部 10周年記念事業実行委員会
副委員長 弁理士 井上 佳知