東海支部の活動について

新聞掲載記事

更新:2004/05/21

「発明の日わくわくフェア2004」に日本弁理士会東海支部も参加

 毎年恒例となった「発明の日わくわくフェア2004」が、4月18日(日)に名古屋市西区の産業技術記念館で開催されました。
 大ホールでは、工作クラブと題して、ホバークラフトの製作等が行われました。また、エントランスホールには児童・生徒の皆さんによる「発明とくふう展」出品作品が展示されました。
 日本弁理士会東海支部も、毎年この「わくわくフェア」において、館内のエントランスホールをお借りして、「発明なんでも相談会」と共に、小中学生を対象に科学手品やその工作など科学に親しんでいただけるミニイベントを開催している次第で、参加人数も年々増大傾向にあります。
 今年の出し物は、以下の5つでした。毎時(10:00~16:00)にいずれかの出し物を開始し、合計7回行いました(<1><2>は二回ずつ実施)。いずれの回も、開始直後から大勢の子どもさんとご父兄が集まり、長蛇の列。毎回百人分以上の材料を用意したにもかかわらず、あっという間になくなってしまうという嬉しい事態になってしまいました。時間途中に来られた方で、参加できなかった方、ごめんなさい。

<1>ベンハムのコマを作ろう!(どんなふうに見えるかな?)
 (1)CDの表面に、一色の所定の模様の用紙を貼り付け、中心にビー玉を貼り付けます。これでベンハムのコマは完成。
 これを回すと…。あれれ?別の色が浮かんできました。
 (2)今度は別のCDの表面に、ポスターカラーを使って色を三色(赤、緑、青)に塗り分けます。同様にして中心にビー玉を貼り付けます。
 これを回すと…。今度は白色になりました。
 見本とは異なるいろいろな塗り方をしている子供もいました。それぞれどんなふうに見えたのでしょうか。

<2>パラシュート付きロケットを作ろう(飛ばすぜ!開くぜ!)
 参加者には、予め切りしろ、折りしろの印刷された一枚の台紙(ロケット本体)と、セロファン、凧糸等が配られました。線に沿って紙を切り、折りしろには丁寧に定規で折り目を付けて、折り曲げ、テープで留めて、ロケット本体を完成させました。そして、セロファンに凧糸を貼り付け、凧糸をロケットに貼り付け、完成です。一方、飛ばすための発射装置も作りました。これは竹割り箸に太い輪ゴムを取付けることで完成。
 当日は天気にも恵まれ、中庭でみんなで飛ばしました。適度に風もあり、パラシュートが見事に開く光景を、あちこちで見ることができました。

<3>ふくろう笛を作ろう(どんな音がでるのかな?)
 お弁当用のしょうゆ入れ(たれびん)と、ストローと、それらを連結させるボール紙片とを使ってふくろう笛を作りました。ストローとたれびんの角度が問題で、ちょうど音が鳴る角度をさだめておいて、テープで固定するという作業を行いました。二種類のたれびんを準備してあったので、それぞれ異なる音色を楽しむことができました。

<4>ミウラ折りに挑戦!(こんな折り方って…あれれ?すごいな!)
 衛星用のアンテナにも採用されているミウラ折り。地図等の折り畳み方としては定着していますが、どうやって折るとそうなるかはご存じでなかった方も多いはず。実際には、愛知県の地図や地下鉄路線等をベースの紙として配布しました。紙の裏には、山折り、谷折りを示す指示線が付されており、子供でも定規で線を引くことで比較的容易に折り目をつけることができました。そして、丁寧に折り畳んでいくと…。皆の不思議そうな笑顔が印象的でした。中には定規を使って折り目を入れずに折ろうとして悪戦苦闘する大人の姿も見受けられました。
 家に帰って、誰かに対し自慢げに実演する子もいるのでしょうね。

<5>角度が変わる万華鏡を作ろう!(どんなふうに見えるかな?きれいだよ!)
 参加者には、小さい子用と大きい子用に、予め切りしろ、折りしろの印刷された台紙(鏡筒、鏡用台紙)と、プラスチック鏡、バンド、マッチ棒軸等が配られました。大きい子は線に沿って紙を切り、折り曲げ、テープで留めて、鏡筒を完成させました。小さい子には、既に切ってあり、両面テープも貼られている材料が手渡されました。完成後、マッチ棒軸を回転させるといろんなふうに見えます。「あーきれい。」という声があちこちで聞かれました。

 この「わくわくフェア」において行う科学手品や工作の企画は、担当委員の弁理士が内容を考え、予備実験をし、材料の手配し、実演や指導まで行います。当日までに徹夜をしてのぞんだスタッフもいます。日頃の仕事とは全く異なるもので、ちょっととまどいもありましたが、大勢の子どもさんやご父兄が「わくわく」しながら、科学手品や工作をされている光景を見ると、委員も準備段階での疲れも忘れて、楽しく作業をすすめることができました。完成後の喜びの声を聞き、笑顔を見ると、頑張ってきてよかったなと思います。今回のように、科学に親しんでいただくことで、将来の科学技術、知的財産権制度の進展の一助となるものと思います。
 また、「発明なんでも相談会」についても、日曜日ということもあり、相談者が大勢ありました。

 

弁理士 川口 光男