東海支部の活動について

新聞掲載記事

更新:2009/03/13

発明くふう・わくわくフェア2009

 本年も、来る4月19日(日)に、トヨタテクノミュージアム・産業技術記念館(名古屋市西区則武新町・名鉄名古屋本線栄生駅下車徒歩3分)にて、中部経済産業局が主催する「発明くふう・わくわくフェア2009」が開催されます。
 同フェアは、子供達がモノ作りを実際に体験したり、これまで発明が果たした社会的な貢献にふれることで知的創造の大切さを知ってもらい、発明・くふうに対する関心を高めてもらうことを目的としています。産業技術記念館は、通常は入場料が必要ですが、この日は無料開放していただいております。
 日本弁理士会東海支部は、同フェアの開催当初から協力又は共催で参画しており、本年も、例年と同様にエントランスホールにて、「自然科学体験・科学の不思議を体験しちゃおう!」と題する自然科学工作コーナーと、「発明なんでも相談会」と題する無料相談コーナーを開設します。

 自然科学工作コーナーでは、比較的身近にある材料を用いた簡単な工作を通じて、「なぜ動くんだろう」「どうして動かないんだろう?」と考えながら自然科学現象を体験することが出来ます。また、一つの工作を自分の力で完成させ、その完成した工作で実際に遊んでみることで、モノ作りの楽しさや難しさを実感することが出来ます。
 自然科学工作コーナーでは、私ども日本弁理士会東海支部所属の弁理士がお手伝いしますので、上手く作れない場合や「どうしてこうなるの?」と疑問に感じた場合には、お気軽にお尋ね下さい。
 例年、工作によっては、開始前から多くの子供達が列を作って並ぶものもあり、準備する私達としては大きなやりがいを感じています。今年度は、以下の4つの工作を予定しています。なお、各工作については、一人でも多くの子供達に参加してもらえるように材料等を準備しますが、時間的な理由等により、整理券を配布して参加者を制限する場合もございますので、あしからずご了承下さい。

 一つ目の工作(10時~12時まで)は、「カラフルスーパーボール」。皆さん、プラスチックは、水と仲が悪いと思っていませんか?現在、広く利用されているプラスチックですが、ペットボトルやポリバケツなどのように多くのものが水に溶けない、水となじまない性質を持っています。
 でも、数多いプラスチックの中には、水に溶けたり、水を吸収する水となじみやすいプラスチックもあるのです。今回は、水となじみやすく安全なポリビニルアルコールを用いて、スーパーボール作りを体験してみましょう。水がないときは、さらさらした普通のプラスチック粉ですが、水に浸して3分待つと・・・、あっという間にカラフルなスーパーボールの完成です!

 二つ目の工作(12時~14時まで)は、「くるくるソーラー発電装置」。私たちが毎日使っている電気はどのようにして作れられるのでしょう?日本では、石油やガスなどの化石燃料を燃やして電気を得る火力発電が一般的となっていますが、その燃料にも限りがあります。いつも私たちの頭上に輝いている太陽から電気を作ることができるとすれば、無限のエネルギーを得ることができる可能性があります。
 太陽には無限の光エネルギーが含まれており、その光エネルギーを直接電気エネルギーに変換して利用する発電方法として注目を浴びているのが太陽光発電です。太陽光発電は、燃料を使わない環境にやさしい発電方法として非常に優れていますが、天候に左右されたり、電力量が少なかったりというデメリットもあります。
 そこで、太陽から光エネルギーを取り出して電気に変換するソーラーパネルを利用して、実際に太陽光発電の効果を体感してみましょう。工作キットは、ソーラーパネルにモーターを直結した土台に回転台を取りつけたものですが、工作自体は、回転台に飾り付けを行う簡単なものですので、小学生低学年でも簡単に作ることができます。

 三つ目の工作(14時~16時まで)は、「化学発光体験」。クラゲから光るものがとれるのはどうして?去年のノーベル化学賞は、クラゲから光るものを見つけた下村さんがいただきました。下村さんは、長い時間をかけて、クラゲの体から緑色に光るものがとれることを発見して、その研究がとても役に立つことから、ノーベル化学賞をもらったのです。皆さんの身の回りでも、電球が光ったり、何かが燃えて光ったりすることはあると思いますが、化学の作用で、ものが光るのを見たことはありますか?このコーナーでは、化学でものが光るようすを実験で感じてもらいます。そして、なぜ光るのかをみんなで一緒に考えてみましょう。

 四つ目の工作(10時~16時までの終日)は、「リングリンググライダー」。リングリンググライダーは、その名前からもお分かりのとおり、2つの紙リングとストローを材料にしたグライダーです。それぞれの材料をバラバラに飛ばすことはむずかしいのですが、ストローの両端に大きさの異なる紙リングをつけたグライダーは、おどろくほど良く飛びます!同じ大きさの紙リングをつけてしまうと・・・。どうなるかはぜひ会場で体験してみましょう。

 「自然科学体験工作コーナー」と並行して「発明なんでも相談会」を実施します。特許・実用新案・意匠・商標等の知的財産に関する個別の相談に、日本弁理士会東海支部所属の弁理士が応対します。
 私たち日本弁理士会東海支部は、月曜日から金曜日の13時~16時に日本弁理士会東海支部室(名古屋商工会議所ビル八階)において、無料相談会を常時開設しておりますが、「平日の相談会は利用することが難しい」とお思いの方々、休日に相談会が行われる良い機会ですので奮ってご参加下さい。
 以上のように、「発明くふう・わくわくフェア2009」は、休日に、親子で一緒に遊びつつ学ぶこともでき、子供から大人まで楽しめるイベントとなっております。多数の皆様のご来場をお待ち申し上げております。


[写真左下:カラフルスーパーボール]
[写真右下:くるくるソーラー発電装置]


日本弁理士会東海支部 UR-10委員会
副委員長 弁理士 柴田 浩貴