東海支部の活動について

新聞掲載記事

更新:2009/05/14

発明くふう・わくわくフェア2009を開催しました!

 今年も、4月19日(日)に、特許庁・経済産業省中部経済産業局の主催、日本弁理士会東海支部の共催でトヨタテクノミュージアム・産業技術記念館において「発明くふう・わくわくフェア」を開催しました。
 日本弁理士会東海支部では、例年と同様にエントランスホールにて、「自然科学体験・科学の不思議を体験しちゃおう!」と題する自然科学工作コーナーと、「発明なんでも相談会」と題する無料相談コーナーを開設しました。

 今年は、昨年と比較して催し物の削減など開催規模が縮小されたにも関わらず、朝早くから大変多くのご家族連れで賑わいました。日本弁理士会東海支部が担当した自然科学工作コーナーは、三つの出し物を用意していましたが、いずれも大盛況でした。各出し物は、5回から6回に分けて実施し、より多くの皆さんに時間を有効に利用しつつ出し物に参加していただくために、整理券を配布しました。
 整理券を利用していただくことで、来場の皆さんには出し物の開催直前に集合していただくことができ、集合までの待ち時間を産業術記念館の各種展示物・実演等の見学など有効にご利用できたのではないかと思います。また、開催する側としても、整理券により、参加人数の把握が容易になり、出し物の準備を迅速かつ正確に行うことができました。

 さて、自然科学工作のコーナーでは、「カラフルスーパーボール」、「くるくるソーラー発電装置」、「化学発光体験」、「リングリンググライダー」を4つの出し物を実施しました。
 「カラフルスーパーボール」は、親水性の樹脂を水に浸すことにより、よく弾むスーパーボールを工作しようというものでした。容器に樹脂の粉末を入れて水に浸すと、ボールができるという簡単な工作です。あまりに簡単なのでお子さんに納得してもらえるか不安だったのですが、お子さんたちは大感激でした。完成したスーパーボールを弾ませて楽しそうに遊ぶお子さんを見て、安心しました。

 「くるくるソーラー発電装置」は、ソーラーパネルで発電された電気によって回転するモーターを利用する実験でした。回転台が取り付けられたモータとソーラーパネルとは予め組み立てられているので、お子さんは回転台に好みの装飾を施すだけの簡単な工作でした。この簡単な工作が受けたのか、特に小さいお子さんには大好評でした。一方、実験の最大の課題は、フェア当日の天気にありました。
 幸い、東海支部の皆さんの日頃の行いがよかったのか、フェア当日は25℃を超える快晴で回転台は大変よく回り、お子さんたちに満足してもらうことができました。

 「化学発光体験」は、ノーベル賞で一躍脚光を浴びた「化学発光」を体験してもらう実験で、中でも比較的広く利用されている「ルミノール反応」を体験してもらいました。実験に先立って東海支部の弁理士による「化学発光」の説明や光の出る仕組みの実演を行った後、暗箱の中で実験を行いました。お子さんの反応が意外にドライだったのに比較して、ご父兄は暗箱の中を覗きながら光る液体に大興奮でした。

 「リングリンググライダー」は、各出し物の待ち時間、整理券をもらい損ねた方々に工作を体験してもらうために終日実施しました。ストローに大きさの異なる二つのリングを取り付けるだけで不思議なくらいによく飛ぶグライダーを作ることができます。このグライダーで的に命中したお子さんには景品をプレゼントするという催しでした。他の出し物を終えたり順番待ちのお子さんで担当の弁理士が休む暇もないほど大盛況でした。

 無料相談のコーナーでは、日曜日ということもあり、東海支部で平日に開催している無料相談に参加できない方々にご参加いただきました。日頃弁理士に相談する機会のない方に対しても、疑問の解決のお役に立てたのではないかと思います。
 今年からフェアの規模が例年に比較して縮小されたこともあってか、フェアに訪れた多くのお子さんが東海支部で開催の工作体験に参加されました。その結果、延べ1200名余のお子さん方に工作を体験してもらうことができました。お子さん方の楽しそうな姿を見ていると、私たちも童心に返り一緒に楽しむことができました。この日の体験がお子さん方の自然科学への興味、さらに将来の日本の技術、知的財産制度の発展につながれば幸いです。

【写真左下:くるくるソーラー発電装置】
【写真右下:化学発光体験】

日本弁理士会東海支部 UR-10委員会
委員長 弁理士 南島 昇