東海支部の活動について

新聞掲載記事

更新:2012/12/28

メッセナゴヤ2012出展報告

 日本弁理士会東海支部では、弁理士の役割を広くご理解いただき、知的財産の必要性や重要性を身近なものとして知っていただくために、ここ数年、各種展示会への出展を積極的に行っています。
 本年度は、去る11月7日(水)から10日(土)の4日間にわたり、環境・安全・モノづくりがテーマの異業種交流展示会である「メッセナゴヤ2012」に出展しました。
 昨年度までの出展では、特許や商標など知的財産に関する無料相談を展示スペース内で実施し、多くの来場者や出展者の方々のご相談にお応えしてきましたが、今回のメッセナゴヤ2012では、昨年度よりも出展スペースを拡張し、無料相談だけでなく、知的財産権に支えられたヒット商品を紹介したポスターを展示し、また、知的財産に関するミニセミナーを開催するなど大幅に規模を拡大しました。

知的財産に関する無料相談の実施

 展示会の会期中、知的財産に関する相談を気軽にして頂けるよう、展示スペースに弁理士が常駐し、ご相談に対応させていただきました。来場者の方からのご相談はもちろんですが、メッセナゴヤ2012のテーマとなっている「モノづくり」に携わる出展者の方々から具体的なご相談をいただくこともあり、相談員として対応した弁理士にとっても、知的財産に対する注目の高まりを感じるよい機会となりました。

ポスターの展示

 皆さんが購入される身近な商品の中には、多くの知的財産権が関係し、それらが商品としてヒットする支えとなっているものが多く存在しています。今回は、そのようなヒット商品を製造または販売する企業様と日本弁理士会広報センターとの協力により、ヒット商品にどのような知的財産が関係し、それがどのように活かされているのかといったいくつかの紹介記事をポスターとして作成し、これを出展スペース内に展示させていただきました。紹介させて頂いた商品は、どれも有名で身近なものであり、それに知的財産が関係しているという点について関心を持ったという声をお聞きすることもでき、今回の展示は、知的財産の必要性や重要性を身近なものとして感じて頂くことに少しは役立ったようです。

ミニセミナーの開催

 展示スペースには、無料相談のためのスペースとは別に、スクリーンや座席などを配置したミニセミナーのためのスペースを用意させて頂き、特許や商標など知的財産の基礎知識、マネされてしまった場合の対策方法や、昨今大きな話題となっているスマートフォンに関する知財訴訟など、幅広いテーマにわたって、それぞれ日本弁理士会東海支部所属の弁理士を講師としてわかりやすく講演させて頂きました。展示会の会期中は、午後1時から30分程度のミニセミナーを1時間ごとという構成で開催し、我々として展示スペースでミニセミナーを開催するという試みが初めてだったこともあり、どの程度の方々に参加して頂けるのか全くの未知数だったのですが、どの回についても多くの方々にご参加頂くことができ、テーマによっては多くの方に立ち見して頂かなければならなくなるなど、予想を大きく上回る嬉しい結果となりました。我々弁理士が考える以上に、知的財産についての関心は高まってきているようです。

 弁理士会東海支部では、このような展示会への出展時だけでなく、日本弁理士会東海支部室でも弁理士による無料相談を実施しております。特許や商標など知的財産に関するご質問などがありましたら、遠慮なくご相談ください。

日本弁理士会東海支部 知的財産支援委員会
副委員長 弁理士 久納 誠司