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新聞掲載記事

更新:2014/09/30

パチンコと特許

   パチンコは、特許のかたまりと呼ばれていることをご存知でしょうか。パチンコの特許の対象は、遊技仕様、
  液晶等を使用した演出手法、筐体の構造、盤面の演出用の装飾品、不正行為を防止するための様々な工夫など、
  多岐に亘ります。また、パチンコ機1台あたり、およそ100件もの特許が使用されているとも言われています。
  特許電子図書館で調査したところ、最近1年間(2013年8月1日から2014年7月31日)におけるパチ
  ンコ関連発明(国際特許分類(IPC):A63F 7/02)の出願公開数は6847件でした。パチンコメ
  ーカーには、従業員が1000名を超える会社も中にはありますが、多くは従業員が100~400名程度の比
  較的規模の小さい会社です。この点を考慮しますと、パチンコ関連発明についての特許出願が非常に多いことを
  感じていただけるかと存じます。いかに遊技客を楽しませるかはアイディア勝負。開発者は知恵を絞ってアイデ
  ィアを具現化してパチンコ機に搭載し、パチンコメーカーはそれぞれのパチンコ機を市場に投入して互いにしの
  ぎを削ります。パチンコ関連発明の多くは、開発過程における様々なアイディアから生まれるのです。

                                           弁理士 高田 珠美