東海支部の活動について

支援活動報告

日本弁理士会東海支部が各地で行った支援活動をご紹介しています。

2013/05/31

長野県立諏訪実業高等学校における知的財産授業

1.事業名:長野県立諏訪実業高等学校における知的財産授業

2.日 時:平成25年1月29日(火)13:30~15:00

3.場 所:長野県立諏訪実業高等学校

4.実施者:(主催・運営)長野県立諏訪実業高等学校

5.内 容:産業財産権の概要について

6.対象者:第1学年会計情報科約40名

7.担当部署:日本弁理士会東海支部 長野県委員会

8.講 師:教育機関支援キャラバン隊 隊員 三枝 弘明

9.コメント:
 高校一年生約40名の学生は、今までに、学校キャラ制作のための活動として、キャラクター案の創出、プレゼン、CG化の実習等を行ってきました。今回は、知的財産の概要について学ぶために講演を受けたいとのことでした。商業高校なので、特許よりも、意匠と商標に興味があるかと思いましたが、担当の先生からの要請で、特許も含め全般的な説明も行いつつ、今後、上記活動の延長として商標登録を行う予定があるとのことなので、商標については少し詳しく紹介することとしました。
 最初に、知的財産権全般についての説明を行い、特許、実用新案、意匠、商標について説明を行いました。次に、特許、意匠、商標の利用の様子を、「株式会社アルファ」のPPTを用いて説明しました。その後、特許の具体例として切餅事件の図を用いて説明し、意匠の具体例として化粧パフ事件やサンドイッチ包装袋の図を用いて説明するなど、理解しやすい例を挙げて、特許と意匠の簡単な説明をしました。後半は、「とんかつバーガー」のPPTの登録要件の部分を用いて、商標登録の要件について詳細に説明を行いました。特に、「とんかつバーガー」のPPTがわかりやすかったためか、商標登録については多くの学生が興味を持ったようでした。

日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊
隊員 三枝 弘明

2013/05/31

中部経済産業局主催「職務発明制度・先使用権制度事業(セミナー・相談会)」

1.事業名:中部経済産業局主催「職務発明制度・先使用権制度事業(セミナー・相談会)」

2.日 時:平成25年1月21日(月)10:00~16:30
       (セミナー)13:00~14:30及び15:00~16:30 (相談会)10:00~16:30

3.場 所:ウインクあいち 10階・13階(名古屋中村区名駅4-4-38)
       (セミナー)1002号室 (相談会)1305号室・1306号室

4.実施者:(主催)中部経済産業局 (運営)(株)I&S BBDO名古屋支社

5.内 容:(セミナー)
        ・職務発明制度について(13:00~14:30) 講師:糟谷 敬彦
        ・実践!実戦!先使用権(15:00~16:30) 講師:加藤 光宏
       (相談会)職務発明・先使用権に関する相談(60分/人)
        相談担当者:武山 峯和、相羽 洋一

6.対象者:県内中小企業の技術者・研究開発部門担当者、大学・研究機関などの研究者など
       (職務発明セミナー)101名 (先使用権セミナー)97名 (相談会)9件

7.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産支援委員会

8.コメント:
  ■セミナー
   職務発明制度について、今回で3回目の講師を担当しました。
   今回も略満席の状態で、熱心に受講されていました。受講者は会社の知財の担当の方が多いように感じられました。今回
  は、職務発明の報奨金の算定に関する判例を追加して説明しました。実務的にも関心の高い事項であると思われ、質問も
  具体的な実務に関することも多く、関心の高さが窺われました。(糟谷 敬彦)

   先使用権制度についてのセミナー講師を担当するのも本年で3回目となります。会場は、120人強の来場者があり、ほぼ
  満席でした。
   毎回、半分は新しい話題を提供することを心がけています。今回の新しい話題としては、先使用権の判例を4件ほどとりあ
  げながら、「事業の準備」という要件について解説いたしました。受講者の方も非常に熱心に聞いてくださいました。具体的
  な事例が多かったため、理解しやすかったのではないかという印象を受けています。
   セミナーの最後に10分ほど質問時間を設けましたが、セミナー終了後も数名の方が個別に質問に来られ、受講者の関心
  が伺われました。(加藤 光宏)

  ■相談会
   「相談会」を担当しました。職務発明制度に関する相談が4件、先使用権に関する相談が1件でした。職務発明制度に関す
  る相談では、各社の現行の職務発明関連規定を基礎として、具体的な改訂の進め方、基準の開示、「相当の対価」算定時
  における意見の聴取及び相当の対価算定方法等について質疑応答しました。先使用権に関する相談者は、証拠資料の準
  備・公証制度の利用等により証拠力を高めていました。準備した証拠資料の内容が社内の資料に止まっていたので、事実
  実験公正証書を利用して事業の開始を立証する方法を提案しました。(武山 峯和)

   「相談会」で先使用権を担当しましたが、4件の相談者のうち職務発明に関する相談が2件で、特許や実用新案の出願など
  についての初歩的な事項の相談が2件でした。先使用権の相談は、職務発明のうちの1件で付随的に相談があっただけでし
  た。職務発明に関してはいずれも社内規定に基づく退職者に対する褒賞金の支給についての相談が中心であった。
  (相羽 洋一)

日本弁理士会東海支部 中小企業支援キャラバン隊
隊員 糟谷 敬彦
加藤 光宏
武山 峯和
相羽 洋一

2013/03/29

日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2012in名古屋(第10回)」

1.日 時:平成25年2月16日(土)13:30~16:00

2.場 所:名古屋商工会議所ビル 3階第5会議室

3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2012in名古屋(第10回)」

4.内 容:知財訴訟の事例紹介~アップルvsサムスン訴訟合戦~

5.対 象:一般市民、企業関係者など119名

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会

7.講 師:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会 委員 田島 徹、田中 敏博

8.コメント:
 アップル・サムスンの知財訴訟はマスコミなどでよく取り上げられているためか、多数の方に参加していただき、ほぼ満席の状態になりました。
 セミナーでは、訴訟の対象製品、訴訟が行われている国、訴訟が起きた理由、訴訟の対象となっている権利、裁判の進行状況、今後の展開など、両社の訴訟について網羅的に説明しました。
 新聞やネットなどで報道された断片的な情報を結びつけて解説したので、訴訟の全体像を理解して頂けたものと思います。また、部分意匠、消尽論、クロスライセンスなど、関連する知的財産権制度について理解を深めて頂けるように説明しました。
 一般市民の方にも理解して頂けるように、難解な専門用語をできるだけ使わず、平易な言葉での説明を心がけました。その結果、「わかりやすかった」「よく理解できた」というご感想を頂きました。一方、実務経験者の方からは「内容が少し浅かった」「講義内容を絞ってはどうか」とのご意見があり、幅広いレベルの受講者に対応することの難しさを感じました。
 講演終了後の質疑応答では多数の質問が寄せられました。セミナー終了後も個別質問が多数あり、参加者の関心の高さを感じました。
 今回のような実際の事例について強い関心を持っている方がたくさんいらっしゃるので、次年度以降もタイムリーかつ注目度の高い事例をテーマとするセミナーを検討するとよいと思います。

日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会
委員 田中 敏博、田島 徹