東海支部の活動について

支援活動報告

日本弁理士会東海支部が各地で行った支援活動をご紹介しています。

2013/03/29

日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2012in四日市」

1.日 時:平成25年2月9日(土)13:30~16:15

2.場 所:じばさん三重((財)三重北勢地域地場産業振興センター) 2階研修室7

3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2012in四日市」

4.内 容:ゼロから始める商標~これ商標登録できます?~

5.対 象:一般市民、企業関係者など 24名

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 三重県委員会

7.講 師:日本弁理士会東海支部 UR-10委員会 前田 大輔、廣江 政典

8.コメント:
 商標関連の基本的事項をテーマに講義をしました。合計24名の参加があり、皆さん熱心に話を聞かれていました。
 前半は、「商標権は無体財産権であること」、「商標権の効力」、「商標権登録出願をするタイミング」、「自他商品役務識別力と不登録事由」について講義をしました。特に、「商標登録出願をするタイミング」について、商標の本質的な価値は、商標に化体した業務上の信用であることを講義し、早期に商標登録出願をする重要性について、幾つかの事例を挙げて講義しました。そして、一般的な商標制度の講義だけではなく、弁理士に商標登録出願を依頼するメリットとして、弁理士が商標登録出願をするにあったて、どのような点を注意して業務を行っているか紹介しました。また、受講者が商標制度に興味を持って頂けるように、ネーミングの方法について、著名商標の実例を挙げて紹介しました。
 後半は、知的財産権、特に産業財産権それぞれの保護対象を解説し、事例を用いてどの権利で保護すべきか、知的財産権の効力と権利取得の有効性を説明しました。また、「面白い恋人」や他の事例から、パロディ商標についての説明、最高裁判例を用いて商標の類否について解説を行いました。できるだけ実際の事例を交えて講義を行ったことから、参加者の方に興味をもってご理解頂けたと思います。
 全体としては、講義内容が多くなってしまったため、配布した資料の全内容を紹介する時間と質疑応答の時間が十分に取れませんでした。講義の時間配分については反省点ですが、前半と後半の講義を通じて、商標の基本的事項と特許権以外の他の権利取得の重要性を認識して頂けたと思います。
 ここ三重県では、おそらく他県とは事情が少し異なり商標の相談が日頃から多く、従って今回の休パテのテーマは参加者にとり大変興味ある内容であったと思います。特に出席されていた複数の企業の商標担当者からは、かなり高レベルな質問を頂き、講師の両先生からも適切なアドバイスをして頂き、実りあるセミナーになったと思います。従って、来年度も引き続き休パテを開催すべきと確信いたしました。

日本弁理士会東海支部 三重県委員会
委員長 花田 久丸

2013/03/29

日本弁理士会東海支部主催「愛知県立岩倉総合高等学校における知的財産授業」

1.事業名:日本弁理士会東海支部主催「愛知県立岩倉総合高等学校における知的財産授業」

2.日 時:平成25年2月6日(水)9:50~10:40(第2限)

3.場 所:愛知県立岩倉総合高等学校

4.実施者:(主催)日本弁理士会東海支部 (運営)愛知県立岩倉総合高等学校

5.内 容:商標権について

6.対象者:第3学年34名

7.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構

8.講 師:日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊 隊員 森 徳久

9.コメント:
 卒業を控えた3年生34名を対象に、商標法の基本的な知識について講義を行いました。
 生徒たちは8つのグループに分かれており、これまでの授業では、各グループを「株式会社」とする株式会社ゲームを行ってきています。各グループは、前回の授業までに、各会社のオリジナルのお菓子を企画していました。それらのお菓子の名称を商標出願する状況を想定しながら講義を行いました。
 まず、商標について知ってもらうべく、特許庁で貸出を行っている教材DVD(よくわかる商標制度)を生徒全員で鑑賞しました。その後、DVDでは説明が十分ではなかった点について解説を行い、最後に、学習の効果確認のための商標クイズを5問行いました。全員全問に正解したため、講義の効果は上々と思われました。
 最後に、各グループに、商標登録願のフォームを配布し、各グループで企画したお菓子の名称を商標登録出願するための願書作成実習を行いました。この実習中に授業時間が終わってしまいましたが、生徒たちは意欲的に取り組んでくれました。
 短い講義時間ではありましたが、生徒たちは商標の基本知識をよく理解してくれたと思います。

日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊
 隊員 森 徳久

2013/02/28

日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2012in名古屋(第9回)」

1.日 時:平成25年1月26日(土)13:30~16:00

2.場 所:名古屋商工会議所ビル 3階第5会議室

3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2012in名古屋(第9回)」

4.内 容:クラウド時代の著作権~やっていいこと、悪いこと~

5.対 象:一般市民、企業関係者など91名

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会

7.講 師:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会 加藤 光宏、福富 俊輔

8.コメント:
 著作権を取り上げることが少ないためか、当日は、一般の市民の方だけでなく、企業の方も多数参加されていたようです。
 セミナーは、前半は福富委員が、著作権の基本的な内容および改正著作権法の解説を行いました。その後、15分の休憩をはさみ、加藤が、クラウドの説明、クラウドを利用する上で生じ得る著作権法上の問題点、および、MYUTA事件、まねきTV事件、ロクラクⅡ事件など、クラウドに関連すると思われる判例の紹介を行いました。これらは、いずれもクラウド自体を取り上げた事件ではないため、それぞれの判例の事案と、クラウドとの関係を理解していただけるよう注意を払って解説したつもりです。
 講演終了後に15分ほど質疑応答の時間を設けました。参加者からは、改正著作権法に関する質問、侵害主体性の判断基準に関する質問などが寄せられ、参加者の関心の高さを感じました。質疑応答の時間が足りず、セミナー終了後も多数の参加者から個別質問を受けました。
 著作権は、参加者にとって身近な問題でありながら、制度が複雑で理解しづらい内容でもあります。それだけに、著作権について解説する機会をさらに増やしていくことも、今後、検討すべきと考えました。

日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会
副委員長 加藤 光宏
委員 福富 俊輔