東海支部の活動について

支援活動報告

日本弁理士会東海支部が各地で行った支援活動をご紹介しています。

2013/02/28

日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2012in名古屋(第7回)」

1.日 時:平成24年12月15日(土)13:30~16:00

2.場 所:名古屋商工会議所ビル 3階第5会議室

3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2012in名古屋(第7回)」

4.内 容:知財戦略における他社特許対応~開発プロセスに沿った調査、対応~

5.対 象:一般市民、企業関係者など102名

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会

7.講 師:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会 神谷 雅敏、中山 英明

8.コメント:
 知財戦略における他社特許対応というタイトルのとおり、企業側の視点に立った知財の活用方法、知財戦略のあるべき姿について、具体的な事例を用いてできるだけわかりやすく講義をしました。会場には100名を超える来場者が集まり、ほぼ満席の状態であったことからも知財戦略に強い関心を持っている人がいかに多く、また、来場者のニーズを知ることができた点において非常に大きな収穫があったと言えます。
 前半は「知財戦略は役に立つのか?」、「新規事業、新製品戦略策定に活用」について講義をしました。知財戦略は、市場のニーズを的確に把握した上で構築すべきであり、知財戦略を検証するツールとして、特許情報を活用すべきである。また、世の中の動向を特許情報で検証することができ、その手法としてパテントマップを利用することができる。パテントマップの種類にも様々なものがあり、調査目的に適したパテントマップを活用することの重要性を理解して頂けたものと思います。
 後半は「製品開発における他社特許回避」、「知財紛争での和解対応」について講義した後、これらの総括をして終了しました。後半の講義は実務経験に基づいた踏み込んだ内容が多く、企業の知財担当者にとって非常に有益であったものと思われます。また、共同開発契約や委託開発契約といった契約時の留意点については、開発者や技術者にとって非常に有益であり、知財権の取り扱いを予め契約事項に含めておくことの重要性についても認識して頂けたものと思います。
 講義内容が盛りだくさんであり、質疑応答の時間を十分に取ることができませんでしたが、その分、来場者には内容の濃い講義を行うことができたと自負しています。質問を希望する方には、講義終了語に個別に質問を受け付けることとしました。今回の講義は、どちらかというと企業向けの内容で、開発担当者、知財担当者、知財戦略に興味のある経営者等にとってニーズが高いものであることに加えて、特許事務所の弁理士から見ても企業側の知財に対する考え方を知るよい機会となりました。次年度のセミナーでも、是非、企業弁理士の方に依頼する等して知財戦略をテーマとした講義を実施したほうがよいと思いました。

日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会
委員長 神谷 雅敏
委員 中山 英明

2013/02/28

日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2012in岐阜(第2回)」

1.日 時:平成24年12月8日(土)13:30~16:30

2.場 所:岐阜県県民ふれあい会館 301号室

3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2012in岐阜(第2回)」

4.内 容:ゼロから始める商標~これ商標登録できます?~

5.対 象:一般市民、企業関係者など12名

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 岐阜県委員会

7.講 師:日本弁理士会東海支部 所属弁理士 前田 大輔、廣江 政典

8.コメント:
 休日パテントセミナー2012in岐阜(第2回)では、前半は商標全般についての概説として、商標権の性質、効力、出願をするタイミング、商標の種類、登録要件、出願の方法などを説明しました。後半はやや専門的な内容に入り、商標権と他の権利との関係・交錯、パロディと商標、事例検討、裁判例の紹介、法律改正の動向などを説明しました。裁判例の紹介においては、商標の類否判断は、商標の外観、称呼又は観念の異同だけでなく、商品の取引実情を考慮して行うべきであることを説明しました。
 講義時間が少ない割には、商標全般の概説から事例検討や裁判例の紹介、類否判断などやや専門的範囲にまでかなり幅広く多くの説明ができたと思います。
 身近な具体例を多く挙げて説明したこともあってみなさん熱心に聴講されました。
 質疑応答では参加者が少ないにも拘わらず幾つかの質問がなされ、終了予定時間をオーバーしましたので、その後は個別に質問、相談を受けました。
 中には、知財関係の相談を受けるにはどうしたらよいかとの質問を受けましたので、各地に無料相談窓口があることを説明しました。まだ、相談窓口、相談方法を知らない方が結構みえるようで、そのあたりの周知を更に図る必要があるように感じました。

日本弁理士会東海支部 岐阜県委員会
委員 宇野 健一

2013/02/28

日本弁理士会東海支部、東海iNET主催「週末パテントセミナー2012in静岡(静岡会場第4回)」

1.事業名:週末パテントセミナー2012in静岡(静岡会場第4回)

2.日 時:平成24年12月7日(金)14:40~17:10(途中10分間休憩)

3.場 所:静岡県公立大学法人静岡県立大学 2106講義室

4.実施者等:(主催)日本弁理士会東海支部、東海iNET(東海イノベーションネットワーク参加機関) (協力)静岡県公立大学法人静岡県立大学

5.内 容:意匠、商標の活用で商品を守れ~商品の模倣は顔・姿から~

6.対 象:一般、中小企業経営者、知財関係者など17名

7.担当部署:日本弁理士会東海支部 静岡県委員会

8.講 師:日本弁理士会東海支部 静岡県委員会 委員 東山 喬彦

9.コメント:
 商品が模倣された場合に適用可能な法律として、特許法、意匠法、商標法、不正競争防止法、種苗法について概略説明がされ、まずどのような例があるのかを真性商品および模倣商品の実物を持ち込みその社会的背景を加えて説明がされました。
 その後、模倣品を取り締まる法律としての意匠法、商標法、不正競争防止法の説明に入りました。
 まず、意匠法および商標法にあっては、出願の手続きの流れについて、その様な手続が無い不正競争防止法、著作権との対比で説明がされました。そして、その中心的判断である、意匠・商標の類否について、特許庁において審査例、審判例について実例を挙げて説明されました。更に意匠の侵害訴訟においての類否判断された実例を挙げて分かりやすく説明がされました。
特に、「紅ほっぺ」事件につきましては、種苗登録と商標登録の関係について詳しく説明されました。
 講義の途中および講義終了後にも計5~6件の熱心な質問があり、可成り関心の高さを窺うことができました。
 なお、今回も大学職員の参加はあったものの学生の参加は無かったようでした。
 従いまして、次年度以降の開催場所としては、学生の参加を期待する意図で会場を大学内とする企画は見直しが必要であると思われます。

日本弁理士会東海支部 静岡県委員会
委員長 越川 隆夫