新聞掲載記事

これも弁理士の大事な仕事です~弁理士の日記念フェスタ2019~

  • 時事
  • 弁理士会

 「しょうひょう、見つけたよ!ママも見つけたんだよ!」「私も、商品券頂いちゃいました!」これは、先日7月13日(土)に「ららぽーと名古屋みなと」で開催された “弁理士の日記念フェスタ2019”に参加した親子(母娘)の声です。

 このイベント、弁理士会東海会が企画し、運営しているんですよ。普段、高度な特許技術や類否判断が難しい商標などを扱っている弁理士も、知的財産制度の普及と啓発のために、子供向けの楽しいイベントを毎年提供しています。ちなみに、「弁理士の日」とは、明治32年に弁理士法の前身である「特許代理業者登録規則」が施行された日にちなんだものです。

 当日、外は曇り空でしたが、ららぽーと内のイベント会場には、約40名の弁理士が“はっぴ姿“で集合しました。また、弁理士会のゆるキャラである「はっぴょん」も応援に駆けつけました。そして、イベント会場に特設された工作教室や弁理士会配布の風船を目当てに、たくさんの親子連れが集まりました。

 今年提供する工作は二つ。カラフルな紙だけで不思議な立体ができあがる「カレイドサイクル」と、すり抜ける壁を体験できるブラックウォールです。幼稚園から小学生低学年の子が多く参加しました。自分でやるっと言って親に手伝わせない男の子、妹のために工作するお兄ちゃん、孫二人のために自ら率先して工作するおばあちゃんの姿が大変印象に残りました。

 また、最も行列が長くなったのは「商標を探そう」のイベントでした。これは、商標登録された商品をお持ちのお客様に商品券を進呈するコーナーです。冒頭で紹介した親子(母娘)の会話は、このコーナーでインタビューしたときのものです。親子で無事、商品券を獲得できたようで笑顔いっぱいでした。

 このようなイベントを通じて、子供たちの創造力が刺激され、お父さん・お母さんらに、企業が長年育ててきたブランド価値を守るしくみに触れて頂けたとしたら、これも弁理士冥利に尽きるところです。

広報企画委員会 弁理士 岩田 康利


ページトップへ