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知的財産イベント「知財のミカタ~巡回特許庁in中部~」開催のご案内/日本弁理士会東海会 副会長 弁理士 南島 昇

新聞掲載記事
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 特許庁では、知財を「味方」にしてビジネスを成功へ導くためのきっかけ作りとして平成27年度から「巡回特許庁」を開催しています。昨年、東海地区では、名古屋と浜松でこの「巡回特許庁」が開催されました。
 今年も、10月10日(木)に、知的財産権をテーマにしたイベント「知財のミカタ~巡回特許庁in中部~」(主催:特許庁・中部経済産業局)が名古屋駅からも交通が便利なミッドランドホールにおいて開催されます。そこで、特許庁のご協力も得て、今回はこの「巡回特許庁」をご紹介いたします。
 日本を代表する優れた製造業の集積地である中部地域の中小企業・ベンチャー企業等の皆様には、今回のイベントを、知財の重要性をさらに実感していただくとともに、技術に比べて見落とされがちなデザインや、デザインと企業経営の関係についてお考えいただく機会としていただければと思います。
 メインセッションでは、企業経営者や製品開発担当者、デザインやマーケティングに興味のある方向けに、モデレーターの鷲田 祐一 氏(一橋大学大学院 教授)と、イノベーションの創出にデザインを活用しているパネリスト3名(福市 得雄 氏 (トヨタ自動車株式会社 エグゼクティブアドバイザー)・長谷川 豊 氏 (ソニー株式会社VP・クリエイティブセンター センター長)・田中 裕一 氏 (株式会社ビズリーチ CDO・デザイン本部本部長))による、「デザインと企業経営」をテーマにしたパネルディスカッションが開催されます。
 本イベント中、日本弁理士会東海会も「あなたの会社やお店に眠る知的財産の見つけ方~弁理士と一緒に考えてみよう~」と題したポスターセッションを行います。この世の中に誕生した身近なヒット商品が持つ知的財産権を弁理士が紹介するセッションとなっています。様々な成功事例に触れながら、弁理士や他の参加者と共に、知財の“見つけ方”を参加型で体験できます。ヒット商品が生まれる過程や、知財を守る手法を知ることで、自社製品の開発のヒントや、他社の模倣を防止する術を学ぶことができます。
 このほか、元日清食品ホールディングス株式会社の加藤 正樹氏による「インスタントラーメン」のヒットの舞台裏にある知財戦略についての講演をはじめ、ヤフー株式会社によるECサイト上の模倣被害の現状、模倣品を発見した時の効果的な対応方法などをご紹介する模倣品対策セミナーや、知財と標準化を組み合わせるビジネス戦略セミナー、スタートアップ企業の方向け知財戦略セミナー等、幅広いラインナップの魅力的なプログラムが用意されています。
 さらに、『何でも相談コーナー』では、特許庁の審査官・産業財産権専門官、INPIT愛知県知財総合支援窓口の担当者、愛知県よろず支援拠点の担当者、標準化アドバイザーが、知財や経営に関するお悩み・ご相談に対応します。
 「知財のミカタ~巡回特許庁in中部~」特設ホームページからお申し込みいただけます。是非奮ってご参加ください。

■開催概要<知財のミカタ~巡回特許庁in中部~>
日時:2019年10月10日(木)12:15~17:30
場所:ミッドランドホール(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目7番1号 ミッドランドスクエアオフィスタワー5階)
参加費:無料

■詳細・お申込みは以下のウェブサイトから
令和元年度「知財のミカタ~巡回特許庁in中部~」特設ホームページ

昨年度のポスターセッションの様子 
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