日本弁理士会東海会

弊会では、日頃より知財制度の普及啓発活動を通じて、社会に貢献することを目指しております。その一環としまして、特に地域の知財活動を行っている方々を対象に当フォーラムを開催しております。このフォーラムが皆さまの知財活動の一助になりますと幸いです。

日　時：令和7年7月11日（金）14:00～17:15（受付13:30より）

会　場：グランディエール　ブケトーカイ4F「ワルツ」
　　　　静岡市葵区紺屋町17-1　葵タワー内　電話　054-273-5225　※JR静岡駅北口に直結

内　容：
■第1部　中小企業の知財戦略～知的財産を活用して事業成長するために～（14:00～15:20）
　　　　　知的財産活動が経営に貢献することをキヤノンの事例等を参考にお話したいと思います。
　　　　　また、中小企業が成長するために他社と連携して新規事業への進出を図ろうとする際の知的財産活動についてもご説明させていただきます。
　　　　　具体的には、自社の強みが集積されたノウハウの扱い、自社が発明した技術を自社の成果として役立てるための契約のあり方、大手企業などの連携先との
　　　　　付き合い方等についてお話させていただき、知的財産活動は守りの活動を超え、自社を成長させる攻めの活動であることを皆様に是非ご理解いただければ
　　　　　と思います。
■第2部　2つの話題、キヤノンのPGA活動、産学連携の課題とポイント（15:30〜16:30）
　　　　　PGAとは、開発部門と知財部門が合同で行っているアイデアブラッシュアップ活動であり、キヤノン全社で行われています。このPGA活動の詳細について
　　　　　お話したいと思います。
　　　　　また、大学との産学連携（共同研究）は大学の持つ知の資産を活用し、自社の事業を成功に導く有効な手段になります。
　　　　　自身の産学連携コーディネーター時代の経験についてもご紹介させていただきます。
■第3部　パネルディスカッション（16:35〜17:15）

講　師：
■第1部　中澤 俊彦　氏（中小企業診断士）
　　　　　静岡県島田市生まれ、東北大学工学部電子工学科卒業し、キヤノン（株）に入社、特許部配属、以後特許出願権利化、防衛、契約ライセンス、知財管理全般を
　　　　　担当し、知的財産法務本部副本部長、在職中に中小企業診断士登録し、2016年退職後診断士事務所設立、中小企業診断士として2018年に東京都協会及び
　　　　　神奈川県協会主催の理論更新研修の講師、神奈川中小企業診断士会の執行役員を務め、知財関係では日本工業大学専門職大学院MOTにて知財活用講座
　　　　　を担当、また、INPITの知財総合支援窓口機能強化事業の統括担当者として静岡県を含む全国の有望な中小企業を知財面で支援し現在に至る。
■第2部　小島 博美　氏
　　　　　1978～1984年：光陽産業株式会社、1985～2018年：キヤノン株式会社、2017～2019年：富士宮市知財コーディネーター、
　　　　　2018～2021年：静岡大学非常勤講師、2018～2023年：静岡大学産学連携コーディネーター、2024年～INPIT静岡県知財総合支援窓口
■第3部　パネリスト　　中澤 俊彦　氏、小島 博美　氏
　　　　 モデレーター　神谷 直慈（弁理士・中小企業診断士）

定　員：50名（定員になり次第、締め切らせていただきます）

受講料：無料

主　催：日本弁理士会東海会

運　営：日本弁理士会東海会　静岡県地区会

後　援：関東経済産業局、一般社団法人静岡県発明協会＜INPIT静岡県知財総合支援窓口＞、静岡県よろず支援拠点、一般社団法人静岡県商工会議所連合会

対　象：一般、中小企業の経営者、知的財産関係者、学生

申込方法：参加申し込みフォームにより、令和7年7月4日（金）までにお申し込みください。
　　　　　FAXの場合は、下記申込書にご記入の上、切り取らずに、052-220-4005まで送付してください。
　　　　　なお、誠に勝手ながら、参加の可否につきましては、参加不可の場合のみご連絡を差し上げます。あらかじめご了承ください。

・会場は室温調整が十分に出来ないこともありますので、衣服等で調整できるようにご準備ください。
・インフルエンザ流行等の事情により中止することがあります。開催中止の場合は東海会ホームページでお知らせします。
・いただきました個人情報は、本セミナーを円滑に実施するために必要な範囲に限って利用します。また当会からのイベント情報の提供に利用させていただくこともあります。

問合せ・申込先：日本弁理士会東海会　事務局
　　　　　　　　〒460-0008　名古屋市中区栄2-10-19　名古屋商工会議所ビル8F
　　　　　　　　TEL 052-211-3110　FAX 052-220-4005

日本弁理士会東海会は、「知的財産 ステキ財産」をキャッチフレーズに、知的財産の魅力を伝えていきます