[1月23日]日本弁理士会東海会開設日記念 知的財産セミナー2026「知財は“支出”から“収益”へ-知的財産で稼ぐ時代-」
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日本弁理士会東海会は、東海会地域(愛知・岐阜・三重・静岡・長野)における知的財産活動の充実と発展に貢献することを使命の一つとして活動を行っています。
当会では、東海会(旧東海支部)の開設日(1997年1月31日)を記念して、毎年「知的財産セミナー」を開催しています。
知財は「お金を生み出す力」――。
知的財産は「コストがかかるもの」と思われがちですが、実はビジネスの成長を支える大きな“資産”です。
本セミナーでは、
・2026年5月から施行される「企業価値担保権」など、知財と金融の新たな融合
・自社の強みを本業に活かす知財戦略
・他社との連携で眠っている知財を動かす知財マッチング
といった最新トピックをわかりやすく解説。
知財を“守る”だけでなく、“稼ぐ”ためのヒントがここにあります。
あなたの知財を、未来の成長エンジンに変えてみませんか?
日時:2026年1月23日(金)13:00~16:30(受付12:00より)
場所:名古屋観光ホテル3階「那古の間」(名古屋市中区錦一丁目19-30)
内容:
■第1部「企業における知的財産と金融(マネタイズ)の関係を考える~投資家の目線や新しい企業価値担保権制度の意義や展望も交えて~」(13:10~14:10)
講師 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
政策研究事業本部東京本部 副本部長 兼 グローバルルール研究センター長 兼 知的財産コンサルティング室長 主席研究員
肥塚 直人 氏
[略歴]当社入社以来、シンクタンク研究員として産業政策や地域振興政策に従事。
入社当初は主に金融資本市場制度やファイナンスの観点から産業や地域への資金還流の仕組みづくりに従事したが、
知的財産コンサルティング室に参加して以来、知的財産政策、知的財産経営等をテーマとして政策立案や政策執行の支援を行ってきた。
また、個別企業のコンサルティングにおいても知財戦略を念頭においた事業戦略策定、新規事業戦略、標準化・ルール形成による市場創造戦略、
オープン&イノベーションに適した技術情報管理のあり方、知的財産部門の新たな機能定義と実装等、多岐にわたるアドバイスをさせていただいてきた。
内容 コーポレートガバナンスコードの改訂を1つの契機として、投資家とのコミュニケーションにおいて知的財産に触れる機会が増えた。
また新しい企業価値担保権制度が誕生したが、金融機関にとってもパラダイムシフトとも言えるような意味合いのある制度であり、その運用が注目されている。
事業環境の変化が早く難しい舵取りを迫られる今日、知的財産と金融の関係をしっかり理解いただき、成長の一助としていただきたい。
休憩(14:10~14:20)
■第2部「知的財産の活用で「失われた30年」を取り戻せ~「見えない資産」が利益を生む~」(14:20~15:20)
講師 株式会社テックコンシリエ 代表取締役 知財ビジネスプロデューサー 鈴木 健二郎 氏
[略歴]三菱総合研究所、デロイトトーマツコンサルティングを経て、2020年に株式会社テックコンシリエを設立し現職に至る。
三菱総研在職中に、三菱UFJ銀行に2年間出向。知財の価値を裏付資産とする投融資やM&Aなどの金融スキームの開発に従事し、
知財が「宝の持ち腐れ」になっている多数の企業の経営再建に成功する。
以降、企業が保有する技術力やアイデア、ノウハウ、ブランド、デザイン、アルゴリズムなどを掘り起こし、新規事業や研究開発に活かすための
戦略立案・実行を支援するビジネスプロデューサーとして国内外で成果を上げている。
著書に『「見えない資産」が利益を生む』(ポプラ社)がある。
内容 バブル崩壊以降の「失われた30年」で、日本は国際競争力を失い、時価総額ランキングから姿を消しました。
この停滞を脱する鍵は、知的財産を「攻めの資産」として戦略的に活用することにあります。特許・商標・デザイン・データを組み合わせる知財ミックスは、
GAFAMが実践する企業価値向上の核心です。
本講演では、知財で稼ぐ仕組みづくりの重要性を説き、ブランド強化や収益化の実例に加え、新たな活用法としての「証券化スキーム」も紹介し、
日本企業の再成長と持続的イノベーションの道筋を示します。
休憩(15:20-15:30)
■第3部「未来を拓く知財ビジネスマッチング~特許活用によるオープンイノベーション~」(15:30~16:30)
モデレーター 日本弁理士会東海会所属 弁理士 富澤 正 氏
[略歴]2008年弁理士登録。コスモス国際特許商標事務所所長。2018年からは知財ビジネスマッチングを業務とするPATRADE株式会社を創業。
社会課題の未利用特許を利用可能な企業とマッチングし新商品開発につなげるスタートアップ企業として注目され、
全国で知財ビジネスマッチングを行う。
愛知県のスタートアップ拠点STATION Aiに拠点を持ち活動中。
【メディア】「クローズアップ現代-『そのひらめきが金になる!?見直される発明の底力』」(2023年5月NHK総合にて放送)、
「特許が日本経済を救う なるほどマッチング」(2021年11月HBC放送にて放送)に出演。
【著作・編集】「未来を拓く知財ビジネスマッチング」(2022年日刊工業新聞より発刊)
パネリスト 株式会社Mizkan Holdings 特許チームリーダー 井原 淳一郎 氏
愛三工業株式会社 知的財産室シニアスペシャリスト 藤村 修 氏
内容 モデレーターとして、前半を知財マッチングに取り組み始めた株式会社Mizkan Holdings 特許チームリーダー井原氏を招き、
後半をスタートアップと知財マッチングした愛三工業株式会社 知的財産室シニアスペシャリスト藤村氏を招き、
前半後半に分け対談形式で知財ビジネスマッチングの魅力に迫ります。
主催:日本弁理士会東海会
後援(予定):中部経済産業局、愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所、一般社団法人愛知県発明協会、INPIT愛知県知財総合支援窓口
定員:500名(参加費無料)
対象:一般、学生、大学・企業の知財部門・デザイン部門・研究者・技術者、ベンチャー起業を目指す方、スタートアップ・中小企業の経営者、知的財産関係者等
申込方法:参加申し込みフォームよりお申し込みください。
※入場券をお送りしますので、必要事項は明確にご記入下さい。
※いただきました個人情報は、本セミナーを円滑に実施するために必要な範囲に限って利用します。
申込締切:2026年1月16日(金)
問合先:日本弁理士会東海会
名古屋市中区栄2-10-19 名古屋商工会議所ビル8階
電話:052-211-3110 FAX:052-220-4005

日本弁理士会東海会は、「知的財産 ステキ財産」をキャッチフレーズに、知的財産の魅力を伝えていきます