半田で知財トーク開催~ブランドと特許の活用~/知的財産支援委員会 弁理士 高垣 佳希
新聞掲載記事- 弁理士会
日本弁理士会東海会が主催する恒例行事「知的財産経営サロン」が、本年度もスタートします。このサロンは、経営のヒントとなる「知財ミニセミナー」と、弁理士に直接質問ができる「座談会」の二部構成のイベントです。セミナーを通じて特許やブランディングの実践的な知識を学んだ後、少人数の座談会で、自社が抱える日頃の悩みや課題を専門家である弁理士へ「ザックバラン」に相談できる点が大きな魅力となっています。
昨今、中小企業が挑む新規事業や、スタートアップ企業による新たな技術開発、さらにはオンラインでの自社製品販売など、様々なビジネスシーンにおいて知的財産の役割がクローズアップされています。他社からの模倣を防ぐだけでなく、自社の強みを活かした競争力強化のために、知財をいかに経営戦略に組み込むかが問われています。本サロンは、ブランド構築のヒントから権利侵害リスクの回避まで、攻めと守りの両面から知財活用を学ぶ有益な場となります。我々弁理士は、難解になりがちな専門知識を分かりやすく解きほぐし、経営と技術を繋ぐ架け橋として皆様をサポートいたします。
今年度の大きな特徴は、地域連携を深めるため、すべてのサロンを「出張型」で開催する点です。各地の商工会議所や自治体、さらには産業振興を担う諸機関と幅広く連携し、皆様のビジネス拠点に近い場所へ直接足を運びます。
この出張型サロンの一環として、愛知県、半田市、半田商工会議所と共同で、11月18日(水)14時より、半田商工会議所にて「知財トークイベント in 半田」を開催します。今回は、令和8年度に「知財功労賞(特許庁長官表彰)」を受賞した株式会社Mizkan Holdingsより、特許チームリーダーであり弁理士の井原淳一郎氏を講師に迎えます。「企業経営と知的財産の活用について」をテーマに、ミツカンのブランド戦略と密接に連動した特許活動について解説していただきます。独自技術を特許で保護し、顧客に選ばれる価値(UAV)を創出する同社のマーケティング手法や、「ZENB」「Fibee」といった新規事業における具体的な知財戦略など、自社の次なる一手に活かせるヒントが満載のセミナーです。
「まだ具体的な知財の課題が見えていない」「ちょっとした疑問を解消したい」といった方でも大歓迎です。気兼ねなく頼れる専門家と繋がる場として、本イベントをぜひお役立てください。参加お申込み・お問い合わせは、日本弁理士会東海会事務局(電話:052−211−3110)で受け付けています。多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
